うらじゃ!

岡山IBMユーザー研究会の伝統の活動テーマ 「うらじゃ」 をご紹介します。

「うらじゃ」とは・・・

 おとぎ話「桃太郎」の原型と言われ、岡山、吉備の国に伝わる「温羅(うら)伝説」をモチーフに、「温羅化粧(うらげしょう)」を施し、揃いの衣装を身にまとった鬼たちが、真夏の吉備に舞い踊る、「おかやま桃太郎まつり」のメインイベントです。
 毎年、8月の第1日曜日と前日の土曜日に岡山市中心市街地で開催され、150を超える登録踊り連に約7千名の参加者、約800人のボランティアスタッフ、50万人の観客で賑わいます。

吉備の国の「温羅伝説」

 昔、吉備の国には、大陸から渡来した温羅と呼ばれる怖い鬼が住んでいました。
 小高い山の頂に鬼ノ城(きのじょう)を築き、毎日、里へ下っては田畑を荒らし、人をさらい、悪行の限りを尽くして、人々はとても困っていました。
 そこへ、大和朝廷から鬼退治に派遣されたのが五十狭芹彦命(いさせりひこのみこと)です。
 五十狭芹彦命は、孝霊天皇の第3皇子で、犬飼健(いぬかいたける)、楽々森彦(ささもりひこ)、留玉臣(とめたまおみ)という3人の家来を引きつれて吉備の国へ現れ、大変な苦労の末(細かい話は省略しますが・・・)に温羅を倒し、吉備の国を平らげて、吉備津彦命(きびつひこのみこと)となりました。
 この伝説が後に、「桃太郎の鬼退治」として語られることになったと言われるのですが、違った見方の解釈もあるのです。
 温羅は、大陸から製鉄の文化を伝えた渡来人で、その優れた技術を活かした鉄製農機を利用することによって吉備の国は大いに栄え、人々は彼を「吉備の冠者(きびのかじゃ)」と呼んで敬愛しました。
 地方にそんな所があっては、大和朝廷は面白くありません。五十狭芹彦命を派遣して、温羅を滅ぼし、吉備の国を配下に治めた・・・これが真実???


岡山IBMユーザー研究会 鬼っ子倶楽部

 岡山IBMユーザー研究会では、2002年より「岡山IBMユーザー研究会 鬼っ子倶楽部」の連を結成し、公式参加しています。
 参加メンバーは、会員企業の社員とその家族、友人の有志で構成されており、踊りだけではなく、運営や準備にも積極的に参加しています。
 忙しい仕事の合間を使って約5ヶ月間、練習を重ねますので、会社や業務の垣根を超えた親睦が深まらないわけがなく・・・、うらじゃで知り合い、愛を育んで、ゴールインしたカップルもあります。



★★2013年うらじゃ祭り 踊り手/サポーターを大募集中です!!★★

開催日2013年8月3日(土)、8月4日(日)
開催場所岡山市内中心部
参加資格岡山IBMユーザー研究会 会員企業の社員
またそのご家族、ご友人の方
参加費大人:2,000円、子供:無料

参加募集のパンフレットはこちら

募集の詳しいご案内や申込はこちら


華麗なる演舞

 私たち、岡山IBMユーザー研究会 鬼っ子倶楽部の演舞は、毎年好評を博しており、各演舞場で、1日1団体に与えられる演舞場賞を、第18回(2011年)と第19回(2012年)に連続受賞しています。

 祭り当日は、市内の大通りと商店街をパレードし、数か所に設けられた演舞場で、ビートの利いた音楽に合わせて、ダイナミックかつ華麗に舞います。
 ピッタリ息の合った、元気いっぱいの演舞は、観客の皆さんを魅了します。